DNSコンテンツサーバーとは?現役エンジニアが徹底解説!!
DNSは世界をカバーする電話帳のようなものです。この電話帳のおかげでURLを入力してWEBサイトを訪問したり、メールを送ったりすることができます。
もしDNSサーバーがないと、恐らくインターネットの利便性が大きく損なわれます。
DNSとは
DNSとは「ドメイン・ネーム・システム」の略で世界規模で名前解決を行うための巨大なディレクトリサービスです。
ドメイン名空間とは
DNSが目で見える形あるものとしたら、ドメイン名空間が適当でしょう。ドメイン名空間とはドメインを名前で整理したものです。
ドメインとは
DNSでは名前の通り、ドメインが重要な役割を果たしています。ドメインとは簡単に言うと、ホストの集合体です。インターネットに接続されているホストをグループ化してそれをドメインとしてまとめ上げるのがDNSの基本要素の1つとなります。
ルートドメインとは
親ドメインの頂点は、ルート(root)と呼ばれます。すべてのドメインの親ドメインをたどっていくと、最終的にルートにたどり着きます。人間で例えると、すべての人類の親であるとされる「アダム」がルートとなるでしょう。そして、私たちが何世代目かのドメインです。このようなコンピュータの構造を木構造と呼び、DNSにおける木構造は特別にドメインツリー(Domain Tree)と呼ばれます。
ドメイン名とは
ドメインツリーにおける枝分かれの部分をノード(Node)と呼びます。ノードにあh名前が付けられており、これはそのままドメインに対応することからドメイン名(Domain Name)と呼ばれます。ドメインの命名規則は以下になります。
- 最長63文字の英数字と一部記号の並びである。
- 大文字小文字の区別はない。
TLDとは
ルートのすぐ下のドメインはトップレベルドメイン(Top Level Domain)と呼ばれます。トップレベルドメインはルート直下にて、最も基本となるドメインの分割を行っております。TLD以下のドメインの割り当てはレジストラ(Registrer)と呼ばれる組織に委任されます。
サブドメインとは
トップレベルドメインの下の子のドメインは、それを管理する組織がさらにドメインを作成していっても良いことになっております。日本を表すTLDはJPですが、この下にCO、NEなどがあるのはご存じだと思います。この時、COやNEといったドメインは、JPのサブドメイン(Sub Domain)と呼ばれます。今まで子ドメインと言ってきたのは、実はサブドメインと同じ意味になります。