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テレワークや在宅ワークのモニター(ディスプレイ)はどうやって選ぶ?

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、テレワーク・在宅ワーク業務の方も多くなりました。しかし、いざ自宅で働くと、オフィスと自宅では仕事の質が大幅に変わることがあります。。

会社から支給されたノートPCを持ち帰ることができたとしても、一日中下を向いて小さな画面とにらめっこをしながら仕事をしていては、首や肩に疲労が溜まる大きな原因になってしまうでしょう。

仕事の効率的に2つのファイルを同時に開いて、比較検討しながら資料を作成するという作業をすることも難しい状態なのではないでしょうか。

もし、家でノートPCを使用する場合は仕事の効率UPを図るために、外付けモニターの活用がおすすめですね。

ノートPC簡単に繋いで使えるモニターの選び方をご紹介いたします。

テレワークに最適なモニター

テレワーク・在宅ワークに最適なモニターの選び方を見ていきましょう。

1.モニターの大きさは表示領域とセットで

現在、最も普及している「フルHD(1920×1080)サイズ」の中で、最も一般的なのが21.5~23.8インチのモニターです。ほとんどの場合、そのうちのどれかを選べば、職場で仕事をする環境と近い環境になると考えられます。

また、文字を大きく表示したい場合はもっと大きいインチのモニターの方が良いかもしれません。(例えば27インチのモニターなど)

2.高さを調整する機能や画面が回転する機能があると使いやすい

オフィスのモニターの位置が低くて、下に本や何かを挟んだりして使っている・・・という方も多いのではないでしょうか。

パソコンは一週間に35~40時間は使うものなので、ご自身の体格とモニターが合っていることが重要です。体格とか仕事の内容に合わせて、高さ調整・画面を回転する機能が必要か調べてみるとよいでしょう。

高さを調整する機能とは?

文字通り、高さを調整できるスタンドが付属したモニターの機構です。上下に10cmほど動かすことができるのが一般的でしょう。ただ、少し値が張ることもありますので、予算に合わせて購入しましょう。

画面を回転する機能とは?

画面を回転する縦表示できるモニターの機構です。特に文書作成ソフトやウェブ画面との相性が良好で、スクロールする回数が大幅に減るので、仕事内容によっては効率化が大幅にアップすることでしょう。

目が疲れにくい

仕事で長くモニターを見続けるなら目が疲れにくい機能を搭載しているモデルがおすすめです。
ブルーライトカット機能があれば目の疲労感や眩しさなどを抑えられます。フリッカーレスはチラつきを軽減することができます。

長時間ディスプレイを見ていると、目にも負担がかかります。自分の部屋や書斎での仕事の時間が長くなりがちですので、モニターを見ている時は少しでも目に優しいモニターに変更することがおすすめです。

ブルーライトを軽減したり、フリッカーレスを搭載した画面では、目の疲労も抑えられます。文書を作成したりなど、仕事の資料を画面で見る時間が多い場合にはアイケア機能があるモニターを選びましょう。

パネルの種類は鮮やかで広視野角なIPSパネルや、応答速度が速いTNパネル、コントラスト比が高いVAパネルなどがあります。テレワークで使用する場合、文字や資料を表示する場合が多いため、どの種類でもあまり気にならずに使用できると思います。

作業環境を整える

テレワークがしやすい作業環境にするにはデュアルモニターにする方法もあります。2画面にする場合には、フレームレスのようなベゼル(枠)が狭いタイプがおすすめです。

モニターアームにディスプレイを取付ける場合にはモニターの裏側に取付けるネジ穴が必要になります。通常はVESAマウント規格に対応しているモニターなら設置が可能で100mm穴と75mm穴があります。

アームをデスクに設置する方法としてはクランプ式で天板に挟むタイプと穴に通すグロメット式があります。アームを使用して、モニターの高さや角度を調整できればパソコンの作業環境が快適になります。

テレワークに最適なモニター5選

以上を踏まえて、テレワークにおすすめのモニターをご紹介します。

フルHD

フィリップス 241E1D/11

 


このFHDモニターはIPSテクノロジーパネルを使用しており、くっきりと鮮やかな画像を見せてくれるうえに、マルチディスプレイにも最適なフレームレスの設計です。

Dell S2421HS


フルHDとしては大きい23.8インチ画面で、高さ調整機能と回転機構を採用したコストパフォーマンスに優れた人気製品です。眼精疲労を軽減させてくれる機能も搭載しています。

BenQ アイケアモニター GW2480T


輝度自動調整ができるこのIPS使用の23.8インチモニターは、高さ調整と回転ができて、縦長閲覧に対応した逸品です。アイケアに配慮されていて、長時間の作業も快適にこなせます。価格も手頃でコスパの高い商品です。

LG 29WL500-B


29インチのウルトラワイドの横長画面で、Ecxelやスプレッドシートなどを使用した作業の効率が格段に向上します。

アイ・オー・データ EX-LDH241DB


WQHD23.8インチの省スペース、かつ作業効率の両立を重視したモニターです。極薄の7mmは設置しやすく、画面は大きくてもデスクの作業スペースは広々と使えます。

まとめ

モニターは画面が映ればいいというわけではありません。実はモニターの世界は非常に奥が深いものとなっております。あなたにあったモニター、表示領域、アイケア等を考えて、設置することができたら、職場で働いている時以上の生産性を期待できるかもしれません。